学ぶ力、考える力がなかなか伸びていかない子どもの場合 
それなりに学習と向き合えるのになかなか理解が進んでいかない場合、同じことの繰り返しや、課題を低くするだけでは、うまくいかないこともよくあります。理解の基礎となる因果関係の理解力や「同じ」の理解が十分でないことがあります。認知のための基礎的な力から丁寧に対応していくことが必要です。
・おもちゃや教材を使って遊ぶのが苦手→因果関係理解が苦手で遊びの面白さに気づけていない。
・学習の内容よりも関わりを好んでしまう→物に向き合う力が弱い。知的の子に多い。
・分かると言うことがわかりにくい。→分かる体験を丁寧に積み上げていく。
・失敗させないようにする。→援助してでもできた体験を積み上げていく。
 総合版にあるアイディア教材やお気に入りのおもちゃを使って、しっかり遊び込むことが大切と思います。
人への思いが強すぎるため物への興味がわきにくく、学習へとつながっていかないことがありますので、物を使っていっしょに楽しみながら、楽しめるようになるところから始めましょう。
 
 
 プリント教材集の1にあるような教材は、物に向かう力を育てる際にも使いやすい教材と思います。
 プリント教材集の2「見る力を育てる学習編」や3の「見分ける、見比べる学習編」は、知覚の基礎となる「同じ」を理解していく際に分かりやすい教材がたくさん収録されています。一人で学習を進めるのが苦手ということも多いケースだと思います。いっしょに考えながら、「分かる」が「分かる」学習をまずは、積み上げていくことが必要かと思います。特にプリント教材集の2と3はそのための教材として使いやすいと思います。