教材セットの内容

プリント教材
プリント教材は、2枚1組でラミネート処理しています。ホワイトボード用のペンを使って書くことで、簡単に消すことができ、繰り返しの利用が可能です。
プリント教材は、全部で485枚のプリントがあります。教材セットの代金は、10.000円とします。
今回の発送は、限定20セットのみとします。残りの数は、こちらのホームページに掲載いたします。
2014年1月10日 残り5セットです。


以下の内容を確認の上、ご希望の方はこちらよりメールにて連絡をお願いします。

感覚系(目と手の協応−視覚運動協応、図地弁別、部分知覚−全体知覚、照合、位置感覚−空間知覚など)
シール貼り(手指の巧緻動作、目と手の協応、終点の理解等)
100円ショップ等で売っている丸いカラーシールを絵の中に貼り付けて
いく課題です。シールを貼るのが好きな子が多いので楽しみながらで
きるといいですね。ラミネートしてありますので、いったん貼っても剥が
すことができます。時間がたつと剥がれにくくなります。台紙をホワイト
ボード等に貼って、カラーマグネットを貼っていくこともできます。
○を入れよう(空間知覚、目と手の協応)
□や△の図の中に○をできるだけ大きく書いていく
課題です。空間の大きさを中に○を書いていくという
作業を通して、感覚的に学習していきます。点線の
入っているもので練習をして、後は、大きさに合わせ
て○を書いていきましょう。
道をたどろう(ペン使い、目と手の協応、始点終
点の理解、簡単なストーリーの理解)

「お家まで帰ろう」といった簡単なストーリーを交えな
がらペンで道をたどる課題です。始点と終点の確認を
しながら課題を進めていきます。目で確認しながら動
作を継続していくため集中力・持続力が求められま
す。ストーリーを工夫して楽しみながらできるといいで
すね。
なぞり書き(目と手の協応、交代
の理解、始点・終点の理解)

黒と白の部分を交代でなぞってい
きます。相手がしているのをしっか
り見るよう促しましょう。交代です
ることで相手に合わすことや達成
感を味わう練習になります。
形のなぞり書き(目と手の協応、完成理解、形の
理解)

なぞり書きをしながら、それぞれの形への意識や特
徴をつかんでいきます。このシートのままで使っても
いいですが、バラバラにして一つ一つの形への意識
や完成感をわかりやすくして使う方法もあるかと思
います。
絵の形のなぞり書き(目と手の協応、始点終点の理解、形や絵・対象の理解、完成の理解、手順・運動企画、達成感) 塗り絵→油性マジックで着色。ペイントうすめ液で消えます。(色の選択、塗りつぶしの理解、完成の理解など)
点や線の間をなぞり書きしながら、絵を完成させていきます。どこから書くのか、何を書くのか、何になるのかなど、イメージを膨らませながら完成をめざしていきます。対象の物を絵で表現することの学習です。ホワイトボード用のペンではすぐに消えて
使いにくいということであれば、油性マジックを使ってみましょう。油性マジックは、書いてすぐであればティッシュで拭き取れば消えます。油性の色マジックを使うことで塗り絵として着色することができます。乾くと簡単にはとれません。色鉛筆で描きた
い時は、ラミネートしたものをコピーして使うか、このページにあるサムネイルから該当する絵を呼び出し、プリントアウトして使うこともできます。
文字なぞり書き(文字への興味・関心、目と手の協応、文字理解、完成の理解、達成感)
なぞり書きにや文字に興味をもってきたら、文字なぞりを練習してみましょう。文字そのものを覚える練習ではなく、文字を書くという経験や書けたという達成感が、文字への興味を広げていき、文字学習へとつながっていきます。文字一つ一つが音
声で表されることを理解するためにも、何を書いているのか文字の発音をしながら練習するといいと思います。
見比べ(位置感覚、空間知覚、視覚弁別、照合)
上下、或いは左右の同じような図形の中から違う部分を探します。難しい場合は、他の列を厚紙などで隠し、一列だけで
見比べながら違う列を探していくようにします。何をしていいか分かりにくい課題ですので、いっしょにやってみたり、手本
を示すなどして、課題そのものの理解を促すような工夫も必要かと思います。違う駒の裏に小さな座金などの金属を貼り
付けておいて、違う部分には磁石がくっつくような工夫をしておくと興味をもって取り組めるかもしれません。
見て探す活動(視覚的図地弁別、全体知覚・部分知覚)
最初の二つは、○がいくつあるか数えたり、○をペンでなぞったりする
課題です。○を○と意識することで○が見えてくるようになります。3枚
目、4枚目は重なり合ったいろいろなイラストの中から特定の物を探す
課題です。「犬はどこにいますか?」といった質問を投げかけて、該当
する物を見るける課題です。5枚目からは、△を探す図地弁別課題で
す。△をペンでなぞって特定していってもいいですし、なぞるのが難しい
ようであれば、一番最後にあるプリントの△を切り取って、課題プリント
の△に重ねていくといった方法でもいいかなと思います。
いくつありますか(図地弁別、形の認識)
いくつあるか数えて答えを書きます。見るだけで形をきちんと捉え数を数えることができればいいのですが、難しい場合は、
1個ずつ確認したり、なぞったりしながら自分で確かめていく練習をしましょう。
隠れているのは何?(対象物の特性理解、部分から全体像を描く)
「ここに隠れているのは何ですか?」で答えを導き出せればいいのですか、ヒントがない状態では結構難しかったりします。
「ライオンはどこにいますか?」というような質問の仕方にするとヒントになり、探しやすくなります。
同じ所に線を引く(面の理解、空間感覚、位置感覚)
最初の6枚は立体図形の同じ面に同じように対角線を引くなどして、空間認知と面を意識する課題です。「上」「前」のよう
に場所を表す言葉を使って指示を伝えるようにします。線を引くときにも、「上から下へ」「奥から前へ」というような言葉を
使うと空間感覚が分かりやすくなります。
いくつあるかな(数を数える、空間知覚、位置感覚、イメージ思考)
絵に示された立方体ブロックの数を数えます。すべてが見えているわけではないので、空間知覚を駆使して取り組む課題です。
実際に木のブロックなどを積んでどうなっているのかを体験的に学習することも必要になるかもしれません。見えない物をある
ものとして取り扱い思考する練習になります。
同じ所にシールを貼りましょう。(空間知覚、位置感覚、照合)
 ホワイトボードなど、磁石がくっつく台の上に乗せて、カラーマグネットなどを使ってシールの代わりに配置していってもよいかなと思います。2つセットで使います。同じ位置に同じシールを貼ります。慣れてきたら色を合わせるという課題に発展できま
すが、最初は、色の選択はないように同じ色でやりましょう。位置として捉えやすいのは、端であったり、角であったりすると思います。考えるときには手がかりも必要ですので、慣れるまでは、わかりやすい所から始めましょう。
弁別・対応(仲間集め、概念化の基礎)
同じ物を線で結びましょう(視覚弁別、目と手の協応、ペン操作、照合、終点の理解)
同じ物を見つけて線で結ぶ課題です。線で結ぶのが難しい場合は、指さしで答えてもらいましょう。全部完成すると線が複雑
に入り交じって正解の確認ができにくくなります。一つずつ結んでいるときに正解を確認し、終了したときは、最後までできた
ことをよしとしてあげましょう。

概念・文字・言葉

アイディア教材

1,ぐらぐらスティック
ゴルフの練習用の穴あきボールの中に鈴を入れ
て、フィルムケースにゴムを通してつなぎ、板に取
り付けたものです。倒しても自然に戻り、鈴の音が
なります。動く時の手の感覚と音のつながり、動き
や動かし方を工夫しながら楽しむ教材です。
2,ビー玉入れ
タッパウエアーの容器のフタに穴を開け、そこから
ビー玉を入れていく教材です。ビー玉よりも穴の方
が少しだけ小さいため、乗せるだけでは入りませ
ん。押し込む感覚とスポンと入る感覚と音を楽しみ
ます。終点の理解にもつながる課題です。
3,電池入れ
単3電池と単4電池を穴の大きさに合わせて入れ
分けます。大きさの違いによる弁別課題です。修正
活動が入ったり、ちょっとした達成感があります。
全部入れ終わったという終点の理解や、もうすぐ終
わるという見通しを持つ課題としても使います。
4,玉乗せ
写真ではピンポン球ですが、セットでは木の玉を使
います。慎重な操作、手の使い方の工夫が求めら
れる教材です。ぐらつきがありますので、全体のバ
ランスも考えながら積み上げる必要があります。成
功感を積み上げながら、終点へ向かいます。
5,棒さし
深い物と浅い物があります。直径8ミリのダボとい
う小さな棒をつまんで穴に差し込みます。
目と手の協応、終点の理解等が課題になります。
深い物は指先に力を入れて棒を引き抜く練習にも
使うことができます。
6,串さし
ダンプレートというプラスチック段ボールのような物
の穴に竹串を差し込んでいく課題です。指先での
操作と目と手の協応が求められます。1本1本の
できた感が大きく、終点がわかりやすいため、見通
しを持って作業することの練習になります。
7,白黒ボタン弁別
穴の中に白と黒のボタンを入れていきます。台の
裏側に課題台紙を差し込むことで、穴の色に合わ
せて弁別しながら入れていきます。終了後に課題
カードを引き抜くことで、照合ができます。見て判断
すること、照合することなどが課題となります。
8,玉出し
穴に入り込んでいる玉を、指先にうまく力を入れて
つまみ出す課題です。玉がコロコロ動くこと、指先
が滑りやすいことなどで、力の入れ方や力加減など
の練習になります。つまみにくい分、うまくできた時
できた感があります。底上げで難易調整できます。
9,玉さし(玉色違い2個セット)
棒にそろばんやビーズのの珠をさしていきます。
玉は持つと穴が上下になること、さすとに穴の位
置が確認しやすいことなどで、比較的簡単です。
2個セット色違いがありますので、玉を入れる順番
や位置を合わせる練習にもなります。
10、2分割絵合わせ
形や色を合わせる物から動物や乗り物のイラスト
テレビのキャラクターなど、48枚の絵があります。
絵の細部の見取り、対象の選択、全体の理解と言
った部分が課題となります。縦だけでなく、横にして
合わせることで空間知覚の練習にもなります。
11,絵合わせ6個
車に関係するイラストや写真が30枚あります。
動物シリーズもありますので、同じように活用して
ください。同じ物を合わせることから、同じ種類の
物を合わせる、関係する人を合わせるといった課
題へ発展させていくことができます。
12,絵合わせ12個
12個の中から選択して絵合わせをしていきます。
課題シートが図形、イラスト、文字など17枚あり
ます。台紙を差し替えて使います。完成後にシート
を引き抜き場所の確認をしながら照合していくこと
ができ、位置感覚の練習にも使うことができます。

ケース入り

ケース入り

ケース入り
アイディア教材10「2分割絵合わせ」の図柄
アイディア教材11「絵合わせ6個」の図柄
アイディア教材12「絵合わせ12個」の図柄